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遺品整理や生前整理はいつからやる?注意点や時期などを解説 – 札幌市わや

遺品整理や生前整理の時期と注意点について解説します。

これらを行う時期には、特に決まりはありません。しかし、遺品整理の場合には故人の手続きに期限があるものが多いです。いつからやるのが正解なのか戸惑うこともあるでしょう。
生前整理も、日常生活を送りながらでは、いつやるのか決めるのは簡単ではありません。

以上をふまえて、遺品整理や生前整理の時期と進め方を解説します。

そして、注意点の項でお知らせするように、遺品整理と生前整理は心身の負担が大きいです。負担を軽くして作業を進めるには、どのような業者がサポートできるのか、ご紹介します。
これを読めば、遺品整理や生前整理を無理なく進められます。

遺品整理と生前整理とは?

それぞれの特徴と、メリットを解説します。

遺品整理とメリット

故人が亡くなった後に、持ち物を遺族らが整理する作業です。

遺品整理は、故人や思い出と向き合い心を整理する作業でもあります。財産と家財を整理すれば、相続手続き・持ち家の売却などがスムーズです。
また、持ち物を整理することで、様々な弊害(死後の家賃などの支払いが発生・ゴミ屋敷など)を防げます。

生前整理とメリット

生きているうちに自分の持ち物を自分で整理する作業です。

自分の意思でマイペースに身の回りを整理できます。持ち物がスッキリ整えられることで心理的な負担を軽減でき、前向きな気持ちになれます。

死後に家族や親族に負担をかけないのが大きなポイントです。
資産整理もするので、相続対策ができます。今後起こりうる、介護や病気の場合に備えにもなります。

遺品整理や生前整理をいつからやる?

遺品整理や生前整理に、いつからやるべきという決まりはありません。
作業に取りかかる時期や進め方を解説します。

遺品整理の時期や進め方

遺品整理

遺品整理の時期として考えられる時期を順番にご覧ください。
必要な手続きの期限についても、一緒にご紹介します。

葬儀後(7日後〜)

故人に静かに向き合いたいと思う一方で、期限が迫っているものから取り組む必要が出てきます。

【進め方】
故人が賃貸住宅や施設で生活していた場合はご注意ください。

故人の死後にも家賃が発生したり、施設の退去期限が迫っている可能性があります。住宅や施設の規約を確認しながら、遺品整理を行いましょう。また、葬儀で親族が集まっているタイミングで、遺品整理について今後の日程調整を話し合いやすいことから、葬儀後に行う場合もあります。

孤独死だった場合には、素早く家屋を元通りに戻すために、できるだけ早く特殊清掃の依頼を検討し、遺品整理を行ってください。

四十九日(2ヶ月以内)

仏教の多くの宗派の教えで、四十九日までに故人が極楽浄土に入れるかどうかを決める裁判があり、それまでは故人は現世を彷徨っていると考えられています。

そのような理由から、一般的には四十九日までは遺品整理を控えることが多いです。
仏教以外の宗教にはそのような観念がないので、遺族の都合に合わせて遺品整理を進めることになるでしょう。

【進め方】
一般的に、遺族だけではなく親族も四十九日の法要で集まります。

この機会に、遺品の形見分けや残すものの他に不用品の処分についても(自治体の回収やリサイクルなども)話し合いましょう。

相続放棄の期限前(3ヶ月以内)

相続の対象になる遺産には、預貯金・保険・不動産など、プラスの遺産があるように、借金などのマイナスの遺産もあります。

借金はできるだけ受け継ぎたくないですよね。相続方法によっては借金を避けられます。
なぜかというと、相続方法には3つあるので、借金を引き受けたくない等の意思表示ができるからです。
これには期限があって、相続開始(被相続人である故人が亡くなった日)から3ヶ月以内に意思表示をしなくてはいけません。

3つの相続方法をご覧ください。

● 単純承認:申し立てなしで自動的に全て相続
● 相続放棄:3ヶ月以内に申し立て・全て相続しない
● 限定承認:3ヶ月以内に申し立て・プラス財産からマイナス財産を精算し、財産が残った場合のみ相続

【進め方】
特に貴重品を中心に通帳・印鑑・保険証券など、相続対象になるものを全て明らかにしておきます。

後で争いにならないように、相続人全員に相続対象の持ち物の情報を共有しましょう。
骨董品や貴金属は専門家の鑑定も検討すると良いですね。

相続税の申告期限前(10ヶ月以内)

故人の遺産が相続の非課税額を超えている時、相続人には相続税が課されます。

相続税の申告と納税は、故人が死亡してから10ヶ月以内に行いましょう。
期限を過ぎると、滞納税などを追加で支払わなければいけなくなります。

【進め方】
相続税を算出するために、資産額を決定します。通帳や保険など、不動産なども査定してもらいます。
貴金属などがある場合は、専門家に依頼するような査定も必要かもしれません。

相続税の申告期限は、故人が亡くなってから10ヶ月もあると、余裕がありそうに感じますね。
ところが、査定するとなると依頼先を探すところから始めるので、時間がかかります。

そのためにも、早めに遺品整理に取りかかる必要があります。

気持ちが落ち着いてから

故人との思い出に向き合うのが辛い人は、気持ちが落ち着いてから遺品整理をするのが良いでしょう。

ただ、年数が経ち過ぎると、持ち物の整理の優先順位がわからなくなる恐れがあります。
気持ちの問題もありますが、「半年後から始める」など、遺品整理を始める予定だけでも決めておくのもおすすめです。

【進め方】
相続税の申告期限が10ヶ月以内なので、そこだけは先に手配して済ませるという手もあります。

どのようにするかというと、故人の死後10ヶ月以内に財産額を多めに見積った金額で申告して納税を済ませる、という方法です。その後遺品整理を行って、財産額が確定した後に「更正の請求」をします。更正の請求をすると、多めに払った納税分を還付できます。

この手続きができるのは、相続税の申告期限から5年以内だということを忘れないようにしましょう。
詳しいことは、相続に詳しい税理士など専門家に相談すると安心です。

生前整理の時期や進め方

遺品整理

毎日の忙しい日々の中で、子どもが就職や結婚で家から離れたり、定年退職を迎えることで、生活リズムが変化していきます。

そんな時は、物やスペースの使い方を変えて暮らしやすくできる生前整理がおすすめです。

定年退職以降でも、思い立った時が生前整理を行う良い機会になります。単なる持ち物の整理だけではなく、財産を把握して整理すること、エンディングノートや遺言書の作成も大切です。できるだけ元気な時期に自分で生前整理を行えば、手伝ってもらわずに済むので家族の負担も軽くなります。

進め方・持ち物編

普段使っていないものから優先順位を決めて整理します。使わない部屋やいらない収納、家具・家電の使用の見直しをしましょう。見直すことで、今後も使い勝手の良い住まいに変えられます。
今後は使用頻度が減る仕事関連のスーツなどを厳選して処分し、物を減らしましょう。

一方で、これからの生活に必要なもの(今後の趣味や活動に関するもの)は残します。
家族に譲りたいもの・思い出の品などをリストアップして家族が見やすくまとめます。思い出の品やコレクションなどは、残された家族が処分に困るようなら売却や譲渡も考えましょう。デジタルデータを整理したり、パスワードなどを個人情報を守りながら保管することも必要です。

進め方・財産編

預貯金・保険・不動産などの資産、ローンや借金などの負債、全ての財産を種類別にまとめた財産目録を作成します。

参考までに、国税庁の相続財産目録をご覧ください。

財産目録:国税庁

進め方・遺言編

遺言書やエンディングノートの作成を進めるためにそれぞれの特徴をお知らせします。

遺言書は、相続・財産の処分・相続人の身分・遺言執行人に関することを記載できます。相続で最優先事項になるのは法的な効力がある遺言書の内容です。

また、遺言書は変更や作り直しができる文書でもあります。
自筆の「自筆証書遺言」の他に公証人や証人が立会のもと作成する「公正証書遺言」「秘密証書遺言」があります。

●「自筆証書遺言」は、自宅でも無料で作成が可能です。
●「公正証書遺言」は、公証人の立会いで作成し、手数料など費用がかかります。
●「秘密証書遺言」は、自分で書いた遺言書を公証人の立会いで封筒に入れて作成し、手数料など費用がかかります。

一方で、エンディングノートでは遺言書には書けないことを自由に記述し「家族や友人に遺す」のが特徴です。

遺品整理や生前整理の注意点

遺品整理や生前整理の注意点と、そこから分かることをお伝えします。

注意点

遺品整理する権利のある人は相続人のみです。
何も知らずに遺品整理に参加すると、相続の意思があるとみなされるので注意が必要です。

それから、形見分けは相続人全員が同意した上で決めましょう。
相続問題は法律で解決できることもあるので、専門家の助けが必要です。

特に気をつけたいのは、遺品整理の際に故人や故人の思い出と向き合うことです。
これには心理的な負担がかかるので、客観的な立場で作業に立ち会ってくれる人が必要かもしれません。生前整理の際には、今後も生活していく中での作業なので、どこから手を付けて良いのか迷ってしまいます。

大きな家具・家電などの処分は、持ち運ぶ作業があり体力的な負担になります。物の処分基準は難しく、いざとなると決めにくいです。遺品整理も生前整理も時間と手間がかかるので、人手が必要になります。

注意点から分かること

遺品整理も生前整理も、心理的・体力的な負担が大きいです。
相続に関することは、専門家からのアドバイスやサポートが必要になります。

重い家具・家電の運搬や、処分の決定は個人だけでは難しいです。個人では困難なことは、業者に依頼してみてはいかがでしょうか?

悩んでいたことが、楽に解決できるかもしれません。

遺品整理や生前整理をサポートするおすすめ業者は?

業者選び

遺品整理や生前整理をサポートする、遺品整理・生前整理業者と、不用品回収業者についてご紹介します。

遺品整理・生前整理業者

どちらの整理も承っている業者が多いです。

遺品整理士の資格を持っていて、持ち物を適切に作業できます。故人の思い出を尊重し、丁寧に品物を扱ってもらえます。
貴重品や思い出の品も、安心してお任せできるでしょう。

気持ちの面の整理も、専門的知識のある第三者が立ち会うことで解決することがあります。
法的な手続きに関しても、適切に対応してもらえます。

不用品回収業者

大量の不用品を、コストを抑えて迅速に処分したい時にお任せしたい業者です。

遺品整理や生前整理を行う業者もあるので、取り扱う品目や作業内容を確認しましょう。リサイクル・廃棄など物の処分方法も確認すると安心です。

どの業者も、ハウスクリーニング(特殊清掃)のサービスがオプションであるようです。
整理した後、住居をきれいにしてもらえたら掃除の負担も軽くなりますね。

業者を依頼するときの注意点

大切な持ち物を任せる業者なので、乱暴に扱われたり、追加料金が高額請求されるような悪徳業者には気をつけたいものです。

まずは、業者の実績・料金体系・サービス内容・口コミを確認しましょう。

相見積もりでサービス内容や料金を比較検討します。見積もり以外に発生する料金がないか、確認も必要です。
見積もり中に、業者の応対で安心して依頼できる業者なのか、様子をみるのも良いですね。
契約書の内容に間違いがないか確認してから作業を依頼しましょう。

まとめ

遺品整理や生前整理の時期と注意点について解説しました。また、遺品整理や生前整理の進め方も解説しました。

遺品整理や生前整理が困難になっても、ご紹介した業者がサポートできるので安心して取り組めます。
これを読んで、遺品整理や生前整理を無理なく進めましょう。

 

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